昨年から始めました「ANA陸マイラー」生活ですが、そろそろ「貯まったマイルで家族旅行」が現実味を帯びて来たので、「ANAマイル特典航空券」の事など色々調べてみる事にしました。
調べて行くうちに「ストップオーバー(途中降機)」というシステムがある事がわかったのですが、目的地までと同じ消費マイル数で、もう1ヶ国寄り道出来てしまう何ともお得なシステムです。
そこで今回は【ANAマイル国際線特典航空券で「ストップオーバー(途中降機)」を使って2ヶ国周遊を楽しむ方法】をご紹介してみたいと思います。
そもそも「ストップオーバー(途中降機)」って何?
ANAマイル国際線特典航空券で利用する事が出来る「ストップオーバー(途中降機)」とは、目的地と同方向の経由可能区間であればもう1ヶ国に24時間以上滞在する事が出来る、素晴らしいシステムです。
例えば「ニューヨーク」に行く前に「ハワイ」に立ち寄るとか、「インド」に行った帰りに「タイ」で遊んで帰るとか、組み合わせを考えるだけで楽しくなってしまいますね。
ANAマイルで利用する事が出来る「ANA提携航空会社特典航空券」の場合、滞在期間は出発日から一年以内ともはや旅行のレベルを超えた期間滞在可能です。
ANAマイル国際線特典航空券やANA提携会社特典航空券の各必要マイル数はこちら↓
ANA国際線特典航空券と提携航空会社特典航空券での「ストップオーバー(途中降機)」の利用条件の違い
「ストップオーバー(途中降機)」の利用条件は、ANA国際線特典航空券と提携航空会社特典航空券では少し違います。各利用条件は以下の通りです。
ANA国際線特典航空券の場合
・日本発の便での途中降機の利用は不可。
・海外発の便では途中降機の利用が1回可能。
提携航空会社特典航空券の場合
・日本初・海外発を問わず、往路・復路のどちらかで1回可能。
提携航空会社の特典航空券を利用した方がルールは緩めですね。日本発のANA国際線は目的地への直行便となる為、ANA国際線特典航空券での「ストップオーバー(途中降機)」は利用不可の様です。
試しに「ANAマイレージクラブ」で予約確認をしてみた結果
という訳で、試しにスマホアプリの「ANAマイレージクラブ」で実際に予約画面を確認してみる事にしました。
「ANAマイレージクラブ」のアプリにログインして
特典航空券の中から「提携航空会社」を選びます。
まずは「東京〜パリ」間の往復の必要マイル数と費用を調べてみる事にします。
「東京〜パリ」の往復で60,000マイル、41,220円の燃油サーチャージやサービス料がかかりますね。
では次に「パリ」の帰りに「シンガポール」に寄って帰るパターンで調べてみましょう。
先程と同じ特典航空券のメニューから「複数都市・クラス混雑」を選び日程を入力します。
「東京→パリ→シンガポール→東京」の場合の、必要マイル数と費用は↓
必要マイル数は「東京〜パリ」の往復と同じ60,000マイル、費用は39,070円とちょっと安くなりました。何ででしょう?笑
他にも「東京→デリー→バンコク→東京」なども調べてみましたが、こちらは「東京〜デリー」の直行便往復と比べて3,000マイルと約4,000円高くなりました。
ちょっと高くはなりますがかなりお得ですね。
まとめ
今回は【ANAマイル国際線特典航空券で「ストップオーバー(途中降機)」を使って2ヶ国周遊を楽しむ方法】をご紹介させて頂きました。
そもそもそんなに長い休みが取れるのかかなり疑問が残りますが、時間に余裕があったら是非利用したいサービスですね。
以上ナガアゴシマでした。