昨年の夏頃、家の庭に「キャベツ」を植えたのですが、収穫するタイミングを逃してしまい、そのまま植えっぱなしになっていました。
その「キャベツ」ですが無事に冬を越し、春を迎える事が出来たのですが、最近急激に茎が伸びて来て花が咲きました。
その「キャベツ」がこちら↓
もう「キャベツ」って言うか巨大な菜の花みたいな感じです。あんまり大きくなり過ぎると、周りに植えてある他の野菜達に日が当たらなくなってしまうので、ここは思い切って収穫して大好きな「焼きそば」にして頂いてみる事にしました。
この「キャベツ」は何でこんなに背が伸びたのか?
毎日の食卓でもお馴染みの「キャベツ」はアブラナ科アブラナ属の越年性植物で、元々はヨーロッパが原産の野菜です。
わが家の「キャベツ」の様に茎が伸びる現象を「董立ち(とうだち)」または「抽苔(ちゅうだい)」と言い、ある一定期間低温の状態が続くと「花芽分化」(茎の先端にある成長点が発育して、将来花芽となる新しい組織を作ること)が起こります。
「キャベツ」の場合、種の収穫を目的とした栽培ではこの「董立ち」が必要ですが、食べる野菜としての栽培の場合、「董立ち」前の「結球」の状態で収穫します。
わが家の「キャベツ」は無事に冬を越して種の繁栄の為の準備をしていたのですね。
いざ「キャベツ」を収穫
種を残そう花を咲かせているところ申し訳ないのですが、思い切って「キャベツ」を引っこ抜いてみました。
庭にあった大きいサイズの「じょうろ」の大きさにも負けないサイズです。
黄色い花が沢山付いていて本当に菜の花みたいです。
根に近い方の葉っぱは「キャベツ」感がありますね。根の方は何だか新鮮じゃない気がしたので上の方の葉っぱと花も少し収穫する事にしました。
董立ちした「キャベツ」の葉を焼きそばに入れて食べてみた感想
というわけで収穫しました「キャベツ」の葉っぱを美味しく頂こうと「焼きそば」と「ピーマン」と「豚肉」を買って来ました。
焼きそばは私の大のお気に入り「マルちゃん ソース焼きそば」です。粉末ソースがたまらなく美味しいですよね。
フライパンに油を敷いて
「豚バラ肉」を投入、火が少し通ったら
収穫した「キャベツ」の葉を手でちぎって投入
食べやすいサイズに切ったピーマンを入れて
火が通って来たら
麺を入れて
マルちゃんの「粉末ソース」を絡めてよく混ぜたら出来上がり。
↑すみません、ただの焼きそばの作り方です 笑。
出来上がりました「焼きそば」です。「キャベツ」というか「ほうれん草」の様な見た目です。
いざ頂いてみると、うーん。食べれなくはないですがいつもの「キャベツ」の方が、断然美味しいです。例えるなら葉っぱの味が強い「小松菜」の様な感じでした。
後から調べてみるとキャベツが「董立ち」して花を付けると栄養が花の方に行ってしまい、葉の味が落ちるとの事。しかも私は上の方の葉を収穫したので葉っぱの味が強かったのかもしれません。
まとめ
今回は「庭に植えたキャベツの高さが1メートルを越えたので焼きそばにしてみた感想」をご紹介してみました。
やはり「キャベツ」はいつもの丸まっている「キャベツ」が一番美味しいですね。次回野菜を育てる際には収穫時期に気をつけたいと思います。
以上ナガアゴシマでした。