先日の休みに行った箱根旅行の際に、定番の観光スポット「大涌谷」へ行って来ました。「大涌谷」と言えばその独特な硫黄の匂いや、名物の「黒たまご」で有名ですね。
一時期は火山活動が活発になったため立ち入り禁止だったこのエリアも、2016年7月に一部のエリアを除いて規制を解除。大涌谷駅を通る「箱根ロープウェイ」も今では全線運行しております。(2018年4月現在)
そこで今回は【箱根名物黒たまご】「大涌谷へのアクセスとケーブルカーやロープウェイの料金や時刻表」をご紹介してみたいと思います。
「大涌谷」へのアクセス方法は?
神奈川県足柄下郡箱根町にあります「大涌谷」は、箱根山を構成する山の中の1つ「冠ヶ岳」の北側斜面にある噴気地帯で、約3,000年前の箱根火山の爆発によって崩壊した地形跡です。地図で見てみるとこの辺りです↓
大涌谷へのアクセス方法は車やバスでのアクセスと「箱根ロープウェイ」を使って「大涌谷駅」で下車する方法の3通りあります。それぞれのアクセス方法や料金は以下の通りです。
「箱根ロープウェイ」でアクセスする場合
「大涌谷」へは「早雲山駅」から「桃源台駅」を結ぶ「箱根ロープウェイ」を使ってアクセスする事が出来ます。
私達はこの日「早雲山駅」方面から「箱根ロープウェイ」を利用しました。「早雲山駅」側からの料金表はこちら↓
「箱根ロープウェイ」は途中下車が可能なので、購入した区間内なら途中駅を降りて観光した後、目的地に向かう事も出来ます。
ちなみに反対側の「桃源台駅」からの運賃はこちら↓
「箱根ロープウェイ」の営業時間は
3月〜11月 AM9:00〜PM17:00
12月〜2月 AM9:00〜PM16:15
です。運行間隔は次々とロープウェイのゴンドラが来るので混雑していなければすぐに乗れます。
車でのアクセスの場合
車などでのアクセスの場合「大涌谷」の有料駐車場が利用出来ます。駐車場の利用料金は「大型/1,550円 普通/520円 二輪車/110円 」となっております。
こちらの駐車場の営業時間はAM9:00〜PM16:00まで、PM16:40には駐車場出口が閉まってしまうので注意が必要です。
バスでのアクセス方法
「大涌谷」へは「伊豆箱根バス」を利用してアクセスする事も出来ます。「伊豆箱根バス」の箱根、小田原エリアの路線図はこちら↓
出展:http://izuhakone.jorudan.biz
公式ホームページで停留所の名前を入力すると、運賃や時刻表を検索する事が出来るのでこちらが便利です↓
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実際に「大涌谷」に行ってみた感想
この日のわが家は「強羅駅」近くのホテルに宿泊予定でしたので、宿泊先のホテルに車を停めさせてもらい、「強羅駅」からケーブルカーとロープウェイを乗り継いで「大涌谷」に向かう事にしました。
この日は4月の日曜日の午後でしたが「強羅駅」はさほど混んでおらず、すんなり切符を買う事が出来ました。
「9箱根登山ケーブルカー」での「強羅駅」から「早雲山駅」までの運賃は大人片道420円、小人片道210円です。時刻表はこちら↓
http://www.hakone-tozan.co.jp/time/
大体1時間に3〜4本なので事前に時刻表をチェックして行った方が良いかも知れません。息子達とホームで待っていると「箱根登山ケーブルカー」の登場です。
モダンなデザインがカッコいいです。こちらの車両はスイス製との事。窓が大きくて景色が良く見えそうですね。「箱根登山ケーブルカー」と一緒に家族で記念撮影を済まして車両内に入ってみます。
車両の中はこんな感じで、山の斜面に合わせて車両内も階段になっているので、転ばない様に足元に気を付けた方が良いです。
「箱根登山ケーブルカー」に揺られる事10分程で「箱根ロープウェイ」への乗り換え駅「早雲山駅」に到着します。
「早雲山駅」側から線路の斜面を見降ろした様子。
早速「早雲山駅」で「箱根ロープウェイ」の切符を買う事にします。この日は「大涌谷」だけ観光してホテルでのんびりする予定だったので、「大涌谷駅」への往復切符を買いました。(大人往復1,510円)
「箱根ロープウェイ」のゴンドラは1分間隔位で次々来るので、並んでいなければ待たずに乗車する事が出来ます。
これには息子達も嬉しそうで目がワクワクしてます。2人ともあまり怖がる事なくゴンドラに乗れました。(大人達の方がちょっと怖がっていたかもです 笑)
「箱根ロープウェイ」が「早雲山駅」を出発するとまずは急な斜面を登って行きます。
この辺りから独特の硫黄の香りがプンプン臭って来るので、息子達は「くさ〜い!」とゲラゲラ笑っていました。急な斜面を登り切ると景色が一変します。
煙がモクモク出ていて火山地帯に来た感じがします。その昔は「地獄谷」と呼ばれていたそうです。
「大涌谷駅」に到着してロープウェイを降りると火山活動で崩れた山肌が広がります。
今にもまた崩れそうで迫力がありますね。2018年4月現在、大涌谷園地の奥にあります「大涌谷自然研究路」は土石流や火山ガスの影響で閉鎖中なので、ハイキングコース手前エリアのみ開放されています↓
出展:http://www.hakoneropeway.co.jp/ohwakudani/
と言うわけで私達はお目当ての「黒たまご」を頂く事にしました。「黒たまご」はロープウェイ「大涌谷駅」近くの「大涌谷くろたまご館」で購入する事が出来ます。「大涌谷黒たまご」5個入り500円(税込)
こんな感じの手提げ袋に
「黒たまご」が5個と「お塩」が入っています。温かいうちに頂いてみる事にします。
う〜ん、黒いですね 笑。石ころの様です。殻を剥いてみると↓
綺麗なゆで卵です。一緒に入っている「お塩」をかけて頂きます。
うん。美味しい!
外で食べるゆで卵は格別に美味しいですね。家族4人であっと言う間に5個入りの「黒たまご」を食べ終わってしまいました。
すると長男坊「まだタマゴ食べた〜い」との事。とても美味し買ったので結局全部で3袋買って、私5個、長男4個、次男3個、奥さん3個の計15個の「黒たまご」を食べてしまいました。
こちらの「黒たまご」は、1つ食べると7年寿命が延びると言う「延命祈願」の意味も込められているらしいので、家族みんなで長生きですね。笑
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大涌谷の「黒たまご」はどうして黒くなるの?
出展:https://www.kanponoyado.japanpost.jp/sm/hakone/blog/41498/index.html
美味しく頂いた大涌谷の「黒たまご」ですが、そもそも何で殻が黒くなるのか気になったので調べてみました。
大涌谷の温泉池で卵を茹でると、殻に鉄分が付着します。この殻に着いた鉄分が硫化水素と反応して硫化鉄(黒色)となるとの事です。
さらに大涌谷の「黒たまご」は普通のゆで卵と比べて、旨味成分が20%程多く含まれているとの事。旨味成分てなんぞやって感じもしますが、通りで美味しい訳ですね。
まとめ
と言うわけで今回は【箱根名物黒たまご】「大涌谷へのアクセスとケーブルカーやロープウェイの料金や時刻表」をご紹介させて頂きました。
「強羅駅」から「大涌谷駅」までの往復大人2人分で、4,000円近くかかるのでちょっとお高めですが、子供の頃に乗った「ロープウェイ」や「ケーブルカー」は記憶に残りそうなので、息子達の良い思い出になってくれたら良いなと思います。
「黒たまご」は本当美味しいので皆様も機会がありましたら是非。
以上ナガアゴシマでした。