先日のお休みに6歳と3歳になる息子達を連れて埼玉県さいたま市にあります「鉄道博物館」に行って来ました。
わが家の息子達も電車などの乗り物は大好きで、こちらの「鉄道博物館」への訪問は今回で4回目になりますが、何回連れて行ってもとても喜んでもらえるおすすめの子連れでお出かけスポットです。
そこで今回は「電車好きの子供とお出掛け【鉄道博物館】へのアクセスや料金と実際に行ってみた感想」をご紹介してみたいと思います。
目次
- 「鉄道博物館」てどんな所?
- 「鉄道博物館」へのアクセス方法は?
- 実際に「鉄道博物館」に行ってみた感想
- 鉄道博物館「車両ステーション」の展示車両
- 「車両ステーション」のその他の展示物
- 鉄道博物館で実際に走っている「新幹線」を見学
- 鉄道博物館「科学ステーション」
- 鉄道博物館「キッズプラザ」
- まとめ
「鉄道博物館」てどんな所?
「鉄道博物館」は、東日本旅客鉄道(JR東日本)の創立20周年記念事業として、2007年10月14日の「鉄道の日」に東日本鉄道文化財団が設立した鉄道の歴史博物館です。
「鉄博(てっぱく)」の愛称で親しまれ、鉄道ファンはもちろん子供から大人まで楽しめる施設となっています。2017年4月から順次進められて来たリニューアル工事も大詰めで、2018年7月5日(木)にいよいよ新館がオープンします。
「鉄道博物館」へのアクセス方法は?
埼玉県さいたま市大宮区にあります「鉄道博物館」へのアクセス方法はこちら↓
車でのアクセスの場合→ 埼玉新都心線「新都心西出入口」より約4km、
首都高速埼玉大宮線「与野出入口」より約5km、東北道「岩槻IC」より約9kmでアクセスする事が出来ます。
駐車料金・「一般車」1日500円、「バス」1日2,000円(2018年7月4日まで)
*2018年7月5日以降は「一般車」1日800円、「バス」1日2,000円に変更になります。
新館オープンのリニューアル以降は「一般車」の駐車料金に変更があるので注意が必要ですね。
電車でのアクセスの場合→ JR大宮駅よりニューシャトルを利用「鉄道博物館(大成)駅」下車、徒歩1分でアクセスする事が出来ます。
新幹線に乗って「鉄道博物館」に行く方法
2018年6月現在、JR東日本では「新幹線に乗って【てっぱく】へ行こう!新幹線&鉄道博物館きっぷ」を販売しております。
こちらの「新幹線&鉄道博物館きっぷ」は、「鉄道博物館入館引換券」「東京都区内の各駅から鉄道博物館駅までの往復乗車券」「新幹線普通車自由席特急券(東京駅または上野駅⇔大宮駅)」がセットになったお得なきっぷで、「鉄道博物館」までの往復の道のりで新幹線に乗車出来てしまうという、電車好きの子供たちにとってはまさに夢のような切符ですね。
こちらの「新幹線&鉄道博物館きっぷ」は「はやぶさ」「こまち」「かがやき」等の全車指定席の新幹線には乗車出来ませんが、上手に自由席の運行を探せば「E5系」「E6系」「E7系」車両にも乗車する事が出来ます。
以前私も息子達と利用した事がありますが、なかなかの目がキラキラっぷりを見せてくれるのでかなりおすすめです。
実際に「鉄道博物館」に行ってみた感想
この日はあいにくの天気で雨だったので自宅から車で「鉄道博物館」に向かいました。駐車場に車を停めてエントランスに向かうと、入り口周辺には記念撮影スポットがあります↓
近くに居たご家族と写真の撮りあいっこをお願いして、息子達と記念撮影をしました。エントランス周りにはその他にも
何やら電車の車輪部分や
歴代の車両の車輪が展示されています。1つ1つの説明をじっくり読みたい所でもありますが、息子達は早く館内に行きたそうなのでエントランスを目指す事にします。
エントランス脇に入場券売機があるのでこちらで入場券を購入します。
入場料金は一般1,000円、小中高生500円、幼児(3歳以上未就学児)200円です。
*2018年7月5日以降は一般1,300円、小中高生600円、幼児(3歳以上未就学児)300円に変更になります。
エントランスをくぐると、床の下には歴代の鉄道のナンバープレートが展示されていました。あんまり詳しくないので、プレートを見ただけではよく分かりませんが歴史を感じますね。
先ほど購入した入場券を、実際の自動改札機型のゲートにかざして入場します。入場して真っ先に息子達が目指したのは、
お土産コーナー。。笑
いや、気持ちは分かるのですが「帰りにしようね~。」と二人をなだめて別の場所を目指します。どこから行きたいか息子達に聞いてみると、お土産コーナーの先に見えるミニサイズの新幹線を指さして「あれ乗りたいー!」との事なのでそちらに向かってみました。
こちらの「てっぱくライン」は鉄道博物館内の「中央駅」から「北駅」でを結ぶE2系「はやて」をモデルにしたミニ列車で、入館者は無料で乗車する事が出来ます。
キャッキャ嬉しそうにしてミニ列車に乗る二人を見て私もほっこりです。次に私達はさらに奥にある「ミニ運転列車コーナー」に向かいました。
出展:https://trafficnews.jp/post/56480/image/160826_teppakuminishinsha_02
こちらの「ミニ運転列車」は実際に加速やブレーキをして3人乗りのミニ車両を運転出来る体験展示で、1車両1回200円で3名まで利用できます。(運転出来るのは小学生以上)
係のお兄さんに聞いてみると、今配っている「ミニ運転列車」の整理券は17時の回になってしまうとの事でしたが、一応整理券を頂いて私達は鉄道車両がたくさん展示してある「車両ステーション」に行ってみる事にしました。
鉄道博物館「車両ステーション」の展示車両
鉄道博物館1Fの「車両ステーション」は、歴代の実物車両が数多く展示されている鉄道博物館最大の展示室です。今回はその車両の中の一部をご紹介してみたいと思います。
1号機関車(国鉄150形蒸気機関車)
1872年(明治5年)の鉄道開業の際にイギリスから輸入された10両の蒸気機関車のうち、一番最初に日本に到着した事から「1号機関車」と名付けられた蒸気機関車。バルカン・ファウンドリー社1871年製(明治4年)
弁慶号(国鉄7100形蒸気機関車)
1880年(明治13年)北海道初の鉄道(幌内鉄道)開業の際に、アメリカから輸入された蒸気機関車。大きな煙突やヘッドライト、車両前部にある「牛よけ」が特徴です。H・K・ポーター社1880年製(明治13年)
C51形式蒸気機関車
1919年(大正8年)に日本国有鉄道の前身である鉄道院によって開発された、国産初の大型高速蒸気機関車。設計当時としては世界最大サイズ「1,750mm」の動輪が採用され、以後の旅客用大型蒸気機関車の標準サイズとなりました。(1948年製造のC62形蒸気機関車まで)
鉄道博物館のC51形式蒸気機関車には、天皇・皇后両陛下などがご旅行の際に利用される専用客車「御料車」が連結されていて、豪華な客車内も見学する事が出来ます。
C57形蒸気機関車
1937年(昭和12年)に開発されたC57形蒸気機関車は「シゴナナ」や「貴婦人」の愛称で親しまれた旅客用テンダー式蒸気機関車で、四国以外の全国各地で使用されました。
鉄道博物館のC57形蒸気機関車展示では「転車台回転」と「汽笛吹鳴実演」を、毎日PM12:00とPM15:00から行っており、大迫力の汽笛音を体感する事が出来ます。(2018年6月現在)
EF58形式電気機関車
EF58形式電気機関車は終戦直後から設計が始まり、1946年(昭和21年)に登場した直流旅客用電気機関車です。(こちらの車両は1956年製造)私達が行った日は運転室を公開していたので中に入る事が出来ました↓
なんかめちゃカッコいいです。
EF66形式電気機関車
こちらのEF66形式電気機関車は高速貨物列者けん引の為に1968年(昭和43年)より量産が始まった車両で、3,900KWという国鉄で最大の出力を誇ります。鉄道博物館では貨物列車と連結して展示してあります。
こちらのEF66形式電気機関車も実際に運転室に入る事が出来ます↓
わが家にあるプラレールの中で一番好きな車両だったので私がテンション上がっちゃいました。
21形式新幹線電車
1964年(昭和39年)の東海道新幹線(東京~新大阪間)開通時に誕生した「0系新幹線」は世界初の高速鉄道車両で、高度成長期の日本を象徴する存在として人々に愛されて来ました。
鉄道博物館の「0系新幹線」は実際に客車内に乗ったり、車両下の車輪なども見学する事が出来ます。
「車両ステーション」のその他の展示物
鉄道博物館の「車両ステーション」には実際の車両以外にも様々な展示物があります。
階段を登って車両の屋根の上の「パンタグラフ」を見学したり
実際に運転レバーを操縦して車輪を回転させたり出来ます。息子達はこれがかなり楽しそうでした。
前方にある「ギア」みたいなのが「ガチャガチャ」動いてカッコいいです。
2階に上がると歴代の鉄道車両の年表と模型がズラリです↓
2階から1階の車両達を見降ろすとこんな感じです↓
息子達も車両見学はもうお腹いっぱいな感じなので、私達は同じ2階にある「ジオラマコーナー」に行ってみました。
結構な大きさのジオラマです。こちらのジオラマコーナーでは、解説員が模型車両を運転しながら解説してくれるプログラムを実施しています。(10分程度)
時間は10:20、11:00、12:10、13:00、14:00、15:10、16:00、17:00の一日計8回です。
鉄道博物館で実際に走っている「新幹線」を見学
鉄道博物館は「東北・上越新幹線」の線路のすぐ脇にあるので、実際に走っている「新幹線」を館内から見学する事が出来ます。
3階に上がると「新幹線ラウンジ」があります。
大きな窓の前にテーブルと椅子が沢山並べてあるのでお昼ご飯やおやつを食べながら新幹線見学出来ます。新幹線が通る度に子供達の歓喜の悲鳴が聞こえて楽しいです。
鉄道博物館「科学ステーション」
「車両ステーション」とは反対側の建物の2階にと3階には鉄道博物館「科学ステーション」があります。先程の「新幹線ラウンジ」がある3階からも連絡通路で行く事が出来ます。
こちらの「科学ステーション」では色々な体験装置を使って、鉄道の原理や仕組みを体験しながら学ぶ事が出来ます。
「離れちゃいけない〜集電ゲーム」
「モーターが発電機に、発電機がモーターに〜電気の実験テーブル」
「信号が変わる仕組みは?〜閉そくコースター」
写真の他にも学べる体験装置が色々設置されています。息子達はガチャガチャ楽しそうにやっておりますが、パパは少々バテ気味なので1階に降りてみる事にします。
鉄道博物館「キッズプラザ」
「科学ステーション」がある建物の1階には「キッズプラザ」があります。こちらの「キッズプラザ」では「プラレール」で遊んだり、「おままごとえきべん」を作ったり出来るスペースになっています。
「キッズプラザ」にある「キッズカフェ」では鉄道博物館のロゴをイメージした「てっぱくバーガー(450円税込)」などのオリジナルメニューを頂けます。
出展:http://hotaru7.net/railwaymuseum/
私達はこちらの「キッズカフェ」で軽食を購入して、外にあります「ランチトレイン」で休憩する事にしました。
息子達も普段出来ない特急列車内でご飯を食べれて嬉しそうです。持参のお弁当などもこちらで食べる事が出来るのでありがたいですね。
「ランチトレイン」でゆっくりした後、お昼にもらっておいた「ミニ運転列車」の整理券の時間の17時になったので、今日の締めくくりに「ミニ運転列車」に乗ってママとご近所さんにお土産を買ってこの日は鉄道博物館を後にしました。
まとめ
今回は「電車好きの子供とお出掛け【鉄道博物館】へのアクセスや料金と実際に行ってみた感想」をご紹介させて頂きました。
私達も何度か訪れていますが、毎回息子達が目をキラキラさせて遊んでくれるお勧めのお出掛けスポットですね。
2018年7月5日には新館もオープンするとの事ですので、また近いうちに息子達を連れて訪れてみたいと思います。
以上ナガアゴシマでした。