先日のお休みに、お台場パレットタウンにあります「森ビル デジタルアートミュージアム・エプソン チームラボ ボーダレス 」に行って来ました。
以前から気になってはいたのですが、夏休み中はかなり混雑している気がしたので、そろそろと思い平日休みを利用して行ってみる事にしました。
実際に訪れてみると、大人も子供も楽しめるとても魅力的なスポットでしたので、今回は「お台場で【チームラボ ボーダレス】に行って来た感想とチケットやアクセス情報まとめ」をご紹介してみたいと思います。
目次
- 「デジタルアートミュージアム・チームラボ ボーダレス 」とは?
- 「チームラボ・ボーダレス お台場」へのアクセス方法
- 「チームラボ・ボーダレス お台場」の営業時間やチケット料金
- 実際に「チームラボ・ボーダレス お台場」に行ってみた感想
- Borderless World
- 花と人の森、埋もれ失いそして生まれる / Forest of Flowers and People: Lost, Immersed and Reborn
- 花の森で生まれ、花と共に生きる動物達 / Animals of Flowers, Symbiotic
- 地形の記憶 / Memory of Topography
- Black Waves - Continuous
- Impermanent Life, 時空が交差する場所には新たな時空が生まれる
- 光の彫刻空間 / Light Sculpture Space
- Wander through the Crystal World
- 人々のための岩に憑依する滝 / Universe of Water Particles on a Rock where People Gather
- 世界は暗闇から始まるが、それでもやさしくうつくしい / Born From the Darkness a Loving, and Beautiful World
- ランプの森 Forest of Lamps
- EN TEA HOUSE 幻花亭
- チームラボアスレチックス 運動の森
- 学ぶ!未来の遊園地 Future park
- 「チームラボ・ボーダレス お台場」を存分に楽しむ方法と注意点
- まとめ
- Borderless World
「デジタルアートミュージアム・チームラボ ボーダレス 」とは?
2018年6月21日(木)にお台場パレットタウンにオープンしました「森ビル デジタルアートミュージアム・エプソン チームラボ ボーダレス 」は、森ビル株式会社とチームラボが共同運営する、世界にも類を見ない新しいタイプのミュージアムです。
総面積10,000㎡の空間には520台のコンピューターと470台のプロジェクターが設置され、50作品のデジタルアートが展示されています。「ボーダレス」の名前の通り作品が館内を境界無く動き回り、時には混ざり合って一つの世界を創り出しています。来場者はこの空間内を自由に探索しながら様々なアート作品を体感することが出来ます。
「チームラボ・ボーダレス お台場」へのアクセス方法
「チームラボ ボーダレス」は東京都江東区青海のお台場パレットタウンにあります↓
・電車でのアクセスの場合→りんかい線の「東京テレポート駅」、東京臨海新交通ゆりかもめの「青海」から徒歩5分位でアクセスする事が出来ます。
・車でのアクセスの場合→パレットタウン内の「タイムズパレットタウンパーキング」を利用するのが一番近いですね。駐車料金は月曜~金曜は1日料金1,500円(AM6:00~AM6:00)土日祝日60分500円、以降30分毎に250円です。こちらの駐車場は「チームラボ・ボーダレス」の利用者であれば、インフォメーションにて2時間分のサービスを受けることが出来ます。
私達家族はお台場に行くと長居してしまう事が多いので、駐車場はパレットタウンから徒歩10分くらいの場所にある「青海第二臨時駐車場」を利用しています。利用料金は全日AM10:00〜PM22:00の1日料金で1,500円です。
「チームラボ・ボーダレス お台場」の営業時間やチケット料金
「チームラボ ボーダレス」の会期と営業時間は以下の通りです↓
会期
2018年6月21日(木)~常設
営業時間
月~木、日曜、祝日 AM10:00~PM19:00(最終入場 PM18:00)
金、土、祝前日 AM10:00~PM21:00(最終入場 PM20:00)
休館日
第2、第4火曜日
*営業時間はシーズンによって異なる場合があります。
館内にあるティーハウス「EN TEA HOUSE 幻花亭」は開場の1時間後にオープン、閉館の30分前ラストオーダーです。
チケット料金
大人 高校生以上(15才~)3,200円
小人 中学生以下(4才~14才)1,000円
*3才以下無料
*障がい者手帳をお持ちの方は本人のみ無料
*小人(中学生以下)の入場には、20才以上の保護者の同伴が必要
注:「チームラボ・ボーダレス お台場」は前売り券が完売した場合、当日券の販売はありません。前売り券の購入と各日のチケット販売状況はこちらから↓
実際に「チームラボ・ボーダレス お台場」に行ってみた感想
この日は9月の平日金曜日、たまには「おひとりさま」も良いかなと思い、私一人でお台場パレットタウン内にあります「森ビル デジタルアートミュージアム・エプソン チームラボ ボーダレス 」に行って来ました。
りんかい線「東京テレポート駅」を降りるとすぐパレットタウンの入り口が見えて来ます↓
エスカレーターを昇ると案内の看板があるので特に迷うこともなくエントランスに向かいます。
この日私が訪れたのはAM11:00頃でしたが、入場までに5~10分くらいだけ並びました。9月の平日といってもこの日の前売り券も完売していたので、結構混雑しているかもしれません。
エントランスには余計な荷物を預けられるコインロッカー(無料)があるので、余計な荷物は預ける事が出来ます。荷物を預けてエントランスに向かうと、壁には「Wander, Explore and Discover - さまよい 探索し 発見する」の文字が、なんだかわくわくしちゃいます↓
「チームラボ・ボーダレス お台場」には館内マップなどはなく、迷路のような会場内を自分で歩き回ってデジタルアート作品を探す感じの造りになっています。今回は5つに分かれたエリア別に、特に良かった作品をご紹介してみたいと思います。
Borderless World
花と人の森、埋もれ失いそして生まれる / Forest of Flowers and People: Lost, Immersed and Reborn
エントランスを通ってまず最初に目に入る作品が「Borderless World」全体を埋め尽くす花のデジタルアート作品「花と人の森、埋もれ失いそして生まれる」です。
無数の花が会場内の壁や床にうごめいていてめちゃくちゃ綺麗です。花の種類も場所や時間によって違います↓
極彩色の花がうごめく回廊を人が歩き回る「非日常感」に心踊ります。
花の森で生まれ、花と共に生きる動物達 / Animals of Flowers, Symbiotic
本当に迷路のような「Borderless World」
内を探検していると、何やら動物の行列がやって来ました↓
先程の「花と人の森、埋もれ失いそして生まれる」もこちらの動物達も、コンピュータープログラムによってリアルタイムに描かれ続けている為、同じ絵は二度と見ることができないそうです。何だか凄いですね。
地形の記憶 / Memory of Topography
自分が何処に居るのか分からなくなって迷いながら歩いていると「地形の記憶」エリアに到達しました。
こちらの「地形の記憶」エリアはデジタルアート作品の草原に迷い込んだような体験を味わえます。
こちらの作品は、人の動きによって変わる空気の流れの影響を受けて動く映像になっています。
Black Waves - Continuous
真ん中にクッションソファーが置いてある部屋の全方位に波がうごめくのがこちらの「Black Waves」です。
水の粒まで細かく再現されていて、まるで生き物の様に波が動きます。
Impermanent Life, 時空が交差する場所には新たな時空が生まれる
小さな部屋の中に飾られた絵は、ゆっくりと動きながら桜が咲いては散り「生と死」を繰り返します。
ボーっと眺めているの頭の中をこねくり回される様な不思議な感覚を覚えます。
光の彫刻空間 / Light Sculpture Space
こちらの「光の彫刻空間」は四角い部屋に設置された沢山のライトが動き、10種類の光の彫刻を体験する事が出来ます。
かなりグワングワン動き回って大迫力です。
Wander through the Crystal World
こちらの「クリスタルワールド」の部屋に一歩足を踏み入れると、その美しさに圧巻されます。
専用のアプリをダウンロードし、スマホの画面の文字を作品に向かってスワイプすると、その文字に関連した演出が始まります↓
アプリのダウンロードはこちらから↓
向こうを歩いている人達の影も絵になってカッコいいです。
人々のための岩に憑依する滝 / Universe of Water Particles on a Rock where People Gather
「チームラボ・ボーダレス お台場」の中でも人気スポットのこちらは、巨大な壁を伝って様々な作品と混ざり合いながら滝が流れて来ます。
人が立ったり作品に触れたりすると、水の流れが変わって面白いです。
世界は暗闇から始まるが、それでもやさしくうつくしい / Born From the Darkness a Loving, and Beautiful World
「人々のための岩に憑依する滝」の部屋の壁には次々と漢字の文字が降って来ます。その文字に触れると、その文字に合わせた演出が壁に表現されます。
ランプの森 Forest of Lamps
こちらの「ランプの森」は「Borderless World」内の階段を上がった2階部分にあります。混雑時は入れ替え制で、一定時間中に入って交代する感じです。
人が中で立ち止まりじっとしていると、1番近くのランプの色が変わり点灯します。光は点灯したランプに最も近い2つのランプに伝播し、全てのランプを点灯させて最後は一番最初のランプに戻ります。
ランプの色が他の人のランプの色と重なると、色が混ざり合うなど、同じ空間に居る他の人々の存在を感じられます。
*こちらの作品は2018年9月30日までの展示となっております。
EN TEA HOUSE 幻花亭
1階の「Borderless World」から階段を上がって「運動の森」方面に向かう途中に「EN TEA HOUSE 幻花亭」があります。
こちらでは1杯500円で4種類のメニューの中から好きなお茶を頂く事が出来ます。
私はさっぱりしたのが飲みたかったので「ゆず緑茶」を頂く事にしました。レジで茶葉を頂くとアテンドの方が席まで案内してくれます。
幻花亭の中はこんな感じです。お茶が運ばれて来るとなんとそこにもアート作品が↓
小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々 / Flowers Bloom in an Infinite Universe inside a Teacup
運ばれて来たお茶にもデジタルアートが投影されていてお茶の器のなかに次々と花が咲いています。お茶を飲んでしまうのが勿体なくなってしまいます 笑。
しばしボーっと花を眺めた後、お茶を頂こうと器を持ち上げると↓
器の周りに花びらが散って広がります。お茶を頂くにもアート作品を体感出来るなんてなかなかの演出ですね。
チームラボアスレチックス 運動の森
「EN TEA HOUSE 幻花亭」を過ぎてさらに先に進むと「運動の森」エリアに到着します。ここでは身体を動かしながら体感出来る作品が用意されています。
マルチジャンピング宇宙 / Multi Jumping Universe
チームラボ開発の特殊な布で、複数人が同時に飛べるトランポリンです。宇宙の星々の一生をテーマにしたこの作品には、様々な惑星や星が映し出されています。これは子供達も喜びますね。
グラフィティネイチャー 山山と深い谷 / Graffiti Nature - High Mountains and Deep Valleys
「運動の森」エリアの広いスペースには、高低差のある立体的な空間「グラフィティネイチャー 山山と深い谷」が広がります。
こちらは専用の紙に書かれた動物の塗り絵をスキャンすると、自分の描いた絵が空間の中を動き回ります。
みんなで描いた動物を探し回るのも楽しいですね。壁には綺麗なクジラが泳いでいます↓
色取る鳥の群れの中のエアリアルクライミング / Aerial Climbing through a Flock of Colored Birds
紐に吊るされた光る棒に実際に乗って渡って行きます。「運動の森」エリアにはこういった実際に身体を動かす作品が沢山ありますね。
学ぶ!未来の遊園地 Future park
お絵かき水族館 / Sketch Aquarium
こちらの「お絵かき水族館」も「グラフィティネイチャー 山山と深い谷」と同様に、自分で塗った魚達が壁の水槽の中を泳ぎます。
↑こちらの専用の紙を貰って色を塗ります。親子で楽しめそうなエリアですね。
すべって育てる! フルーツ畑 / Sliding through the Fruit Field
こちらは様々なフルーツが育つすべり台です。すべり台に飛び交うボールに身体が当たると、ボールは勢い良く飛んで行き、すべり台のフルーツを育てていきます。
「運動の森」と「未来の遊園地」エリアは子供と一緒に楽しめる作品が沢山あるので、子連れで遊びに来ても子供達も飽きずに楽しめますね。
「チームラボ・ボーダレス お台場」を存分に楽しむ方法と注意点
・靴はスニーカーなどの動きやすい靴で
館内は高低差のある場所を歩いたり、運動体験型の作品も数多くあるので、ヒールや厚底だとかなり大変です。スニーカーなどの動きやすい靴で来た方が良いです。
・女性の方はスカートに気をつけて
「チームラボ・ボーダレス」の作品には、空間を広く見せる演出の為に床まで鏡張りの部屋がいくつかあります。おパンツ丸見え状態になってしまうので、あまり短めのスカートは避けた方が良いです。
・時間に余裕を持っての来場を
この日私はAM11:00頃入場して、PM16:00頃に会場を後にしました。迷路のような館内で50作品全てを見つけるのは難しく、一つ一つじっくり鑑賞するとそれなりに時間がかかるので、時間に余裕を持って早めの来場をおすすめします。
・事前に作品の下調べをした方が楽しめるかも
これは人にもよるかもしれませんが、館内の50作品で作品名や案内板が付いているのはわずかなので、触れたら反応がある作品も知らずにスルーしてしまう可能性大です。事前に作品の下調べをしてから行くと、作品に込められた意味やギミックを存分に体感出来ると思います。
・小さい子の迷子に要注意
館内は暗くて迷路のようなので、作品に夢中になって子供から目を離すと見失ってしまう可能性大です。手を繋ぐなどして子供から目を離さないようにしましょう。
まとめ
というわけで今回は「お台場で【チームラボ ボーダレス】に行って来た感想とチケットやアクセス情報まとめ」をご紹介させて頂きました。
作品は写真で紹介させて頂きましたが、実際の動く作品は静止画の比にならない位綺麗です。皆様も機会がありましたら是非足を運んでみてはいかがでしょうか?
今回は「おひとりさま」でしたが、次回は是非息子達も連れて家族で行ってみたいと思います。
以上ナガアゴシマでした。