Naga_agoshima Life

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共働き子育てパパの家族日記。子育て・アウトドア・家族旅行・ANAマイル.....etc

「アサヒスーパードライ」の缶の上部のデコボコが無くなってしまった理由

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アサヒスーパードライ 350ml

出展:https://item.rakuten.co.jp/mikke-tazo/10000253/

私、大のビール好きでして大体1日に3〜6本の「アサヒスーパードライ 350ml」を飲んでおります。年間で大体1,200本〜1,400本位でしょうか、お酒を控えればわが家はかなり節約出来ます。苦笑

そんな私が気になっていた事が一つあります。スーパードライの缶の上の方にあった「デコボコ」が無くなってしまった事です。

 

デコボコのはこれ↓

 アサヒスーパードライ 350ml

出展:http://kakaku.com/drink/article/good-beer/

現在はデコボコ無しのスッキリとしたデザインになっております。

 

これですね↓

アサヒスーパードライ 350ml

出展:https://www.asahibeer.co.jp

ただの良くある無い物ねだりかもしれませんが前のデザインの方が何となく好きなのと、肝心の「味」もデコボコ缶の頃の方が美味しかった気がするのでちょっと調べみる事にしました。

 

缶ビールの缶の形の種類

現在飲料水に使われているアルミ缶の形には以下の様な種類があります。

アルミ缶 種類

出展:製品一覧 : 昭和アルミニウム缶

2017年11月現在、街で良く見かける缶ビールの缶の形は(4)の「211径 350ml 204口径」が主流ですね。私が探しているデコボコ缶は(4)の「211径 350ml 206口径」の形な気がします。

缶ビールの缶のシェアは一時はアルミ缶がほとんどでしたが、製鉄所の近くの地域では企業を支援する形でスチール缶が採用されていたり、現在では鉄を薄く引き伸ばす技術が進み、環境への影響も考えスチール缶の需要も見直されて来ている様です。

 

アサヒスーパードライのデコボコ缶の正体

私が探しているスーパードライに使われていた上部にデコボコがある缶は、「211径 350ml 206口径」をベースに2008年にアサヒビール(株)と昭和アルミニウム缶(株)が独自に開発した「次世代型軽量缶蓋 206口径スーパーエンド」でした。従来の206口径の缶蓋の表面積を約6%減らし、さらに板厚を0.01mm薄くする事でアルミの使用量を従来比より9%削減し、環境負荷を減らす事に成功した缶です。

知らない所でこういった企業の開発努力があるんですね。

 

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なぜスーパードライのデコボコ缶は無くなってしまったの?

それまで独自の企画の缶を使っていたアサヒビールは2014年1月、ビール系飲料に使われる缶容器を大手3社と足並みを揃え、業界標準の企画に変更する事を発表しました。

これは2011年に起きた東日本大震災後に缶が不足し、消費者への商品供給が滞った為、災害時などにも安定した供給を可能にする為と当時発表されています。

デコボコ缶が無くなってしまったのにはこんな理由があったのですね、なるほどです。

 

同じ時期にスーパードライの味が変わっていた?

アサヒビールは2013年12月、高度な酵母管理技術を導入し、今までのスーパードライの製法をリニューアルしました。キレの向上ときめ細かな泡を実現したとの事です。

当時2014年4月の消費税増税を控え、各業界では定番商品の刷新が進んでいました。これには増税により消費者の目が一段と厳しくなりるため、各社とも商品価値の向上をはかる必要があった事からと考えられます。

 

まとめ

以前のデコボコ缶のスーパードライの方が美味しかった気がすると思って調べてみたら、缶のリニューアルと同時になんと味も変わってました。

そんな事も知らずにスーパードライを飲み続けている自分もどうかと思いますが、毎日飲んでいるビールの事も探って調べてみると面白いもんですね。

以上ナガアゴシマでした。

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