雨の日が続くと洗濯物が全然乾かないですよね。我が家は4人家族なのですが、すごい勢いで洗濯物が溜まっていきます。
先日うちの奥さんが突然「除湿機が欲しい!」と言うので私「何それ?」と。
私「除湿機」と言う存在すら薄っすらしか知らなかったので「こんなこれから乾燥しまくる時期なのに除湿?」「エアコンのドライモードで良くない?」などと思ったのですが、奥さん曰く「洗濯物を乾かす用」との事、どうやら部屋干しした洗濯物がすぐ乾くらしい。
半分本当に我が家に必要なのか?と疑問を持ちつつ電気屋さんへ行ってみることにしました。
近所の家電量販店に着くとエアコンコーナーの横に除湿機コーナーがあり10台ほど除湿機が並べられています。見た目は空気清浄機みたいで、価格は1万円前後から3万円以上の物まであります。
最近の除湿機は部屋の湿気を取るのはもちろん、衣類を乾燥させる機能が充実していて「衣類乾燥除湿機」と呼ばれているみたいです。
衣類乾燥除湿機には「デシカント方式」と「コンプレコッサー方式」の2種類があってそれぞれの特徴は以下の通りです。
「デシカント方式」
除湿機内にゼオライト(乾燥剤)がセットされていて、ゼオライトに空気中の湿気を吸着させて空気を乾燥させます。吸着した水分はヒーターで温められて熱交換器を通り、再び冷やされて水滴にする事によって除湿します。
メリット
・低温時での除湿力にも優れているので、冬場でもしっかり除湿出来る。
・本体が軽くて運転音が静か。
デメリット
・ヒーターを使うので「コンプレッサー式」と比べて電気代が高い。
・ヒーターで温めて除湿するので室内の温度が上がってしまう。(3〜8℃程度)
「コンプレッサー方式」
冷媒(フロンガス)をコンプレッサーで圧縮しで、それが気化する際に生じる潜熱現象を利用するエアコンの除湿と同じ方法。冷却器で湿った空気を冷やして結露させ、水滴に変えます。気温が高いほど除湿能力が上がるのが特徴。
メリット
・除湿量が多く、湿度の高い季節でもしっかり除湿出来る。
・ヒーターを使わないので電気代が安く室温があまり上がらない。
デメリット
・コンプレッサーを搭載しているので本体サイズや運転音がやや大きい。
・室温が下がると除湿量が落ちる為、冬場の結露対策には向かない。
我が家は悩んだ結果ランニングコストが安く夏場の暑い時期でも使いやすい「コンプレッサー方式」の衣類乾燥除湿機にする事にしました。購入したのはこちらのタイプ↓
上記のモデルの【ケーズデンキオリジナルモデル】を購入しました。
オリジナルとの違いは色と電源コードが3mと長くなっています。価格は税込で18,800円で購入しました。インターネットで買えばもうちょい安かったかもですが、連日の雨でうちの洗濯物は溜まりに溜まっておりましたので、その場で購入する事にしました。
家に帰ってさっそくその日の夜、部屋干ししている部屋で除湿してみます。除湿モードは「夜干しモード」で寝ている間に朝までゆっくり乾かしてみます。こちらの「夜干しモード」だと運転音はさほど気になりません。(個人差はあると思いますが、、)
翌朝起きてタンクをチェックしてみると、
おぉ~
こんなに水が溜まっております。
正直こんなに湿気をを吸うとは思いませんでした洗濯物もしっかり乾いております。
まとめ
私、部屋干しした洗濯物の臭いが苦手なので、今回奥さんの一言から衣類乾燥除湿機を買う事になりましたが結果大満足です。「デシカント方式」「コンプレッサー方式」それぞれメリット、デメリットがあるので悩み所だと思いますが一台あると重宝するアイテムだと思います。
以上ナガアゴシマでした。