Naga_agoshima Life

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【オピネルナイフ】黒錆化&オイル漬けのやり方と実際にやってみた感想

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オピネルナイフ 黒錆化

先日のグループキャンプの際に、友人パパが持っていたオピネルの「フォールディングナイフ(折り畳みナイフ)」ですが、私も完全に一目惚れしてしまったので1本購入してみる事にしました。

オピネルのナイフのブレードの種類には「ステンレス製」「炭素鋼(カーボン製)」がありますが、今回私は「カーボン製」を購入しました。

「カーボン製」の特徴は切れ味が鋭く研ぎやすいのですが、比較的柔らかく刃こぼれしやすかったり錆びやすいとの事。しかしちょっとした加工で刃の部分を「黒錆化」してしまえば錆を防止出来るとの事なので、今回は「オピネルナイフ 黒錆化&オイル漬けのやり方と実際にやってみた感想」をご紹介してみたいと思います。

 

オピネルのフォールディングナイフとは?

「オピネル」は世界中にファンを持つフランスの老舗ナイフメーカーで、最初の折りたたみ式ナイフが考案されてから120年以上の歴史を持ちます。

そのシンプルで美しいデザインと、安全性の高いブレードの「ロック機能」なども搭載されている事から、世界中のアウトドアファンに根強い人気を誇っています。

 

オピネルフォールディングナイフの種類

オピネルのフォールディングナイフは大きく分けて2種類の刃(ブレード)の素材に分かれています。

ステンレス製

ステンレス製ブレードの特徴はお手入れが楽な所で、使用後は汚れを洗い流して拭き取れば、その他のお手入れはさほど要りません。その反面切れ味は少しマイルドで、刃を研ぐ際には若干コツが要ります。

炭素鋼(カーボン製)

カーボン製ブレードの特徴は、切れ味が鋭く研ぎやすい所です。しかし比較的柔らかく刃こぼれしやすいのと、錆びやすいというデメリットもあります。

ナイフのサイズ

オピネルのフォールディングナイフには7cm〜12cmまで6・7・8・9・10・12番の計6種類のサイズが用意されています。一般的なサイズは8・9番辺りで、アウトドアなどで万能に使いたい方におすすめです。

 

実際にオピネルナイフの黒錆化&オイル漬けをしてみた感想 

今回私が購入したのはこちらの刃渡り約9cm、No.9のフォールディングナイフです↓

オピネル フォールディングナイフ

まだ未使用なので刃(ブレード)もピカピカです。

オピネル フォールディングナイフ

ちょっと引き込まれそうなくらい光ってます。

フォールディングナイフの特徴でもある「ロック機能」を見てみましょう。

オピネルナイフ ロック機能

最初こんな感じで刃が間違って出ないようにロックされているので↓

オピネルナイフ ロック機能

クルッとロックパーツを回して刃を出します↓

オピネルナイフ ロック機能

今度は刃を出した状態でロックパーツを回せば↓

オピネルナイフ ロック機能

使っている最中に間違って刃が折りたたまる心配もありません。う〜ん、これぞ機能美といった感じですね。

オピネルの新品ナイフは最初切れ味が悪い事があり、刃を研ぐ必要がある場合もあるらしいので、冷蔵庫にあった昨日の残り物のお肉を切ってみました。

すると「ストンッ」って感じでめちゃめちゃ切れ味良かったのでそのまま「黒錆化加工」に進みます。

 

黒錆化加工に必要な材料

オピネルの黒錆化加工に必要な材料はこちら↓

水・800cc、お酢・200cc、紅茶3パック

です。その他刃の脂分を落とす中性洗剤や、ブレードを外して黒錆化をしたい方はハンマーやペンチなどがあると良いですね。

まず小さな鍋に800ccの水と紅茶3パックを入れて煮ます↓

オピネルナイフ 黒錆化

しばらくグツグツ煮立つまで火にかけます。濃い紅茶の方が綺麗に色がのるらしいので、しっかり煮込みます。

今回私はブレードは外さずそのまま「黒錆化加工」をしたので、刃の長さにちょうど良さそうな、こちらのタッパーを使いました↓

オピネルナイフ 黒錆化

そんなこんなしているうちに紅茶の鍋が煮立って来ました。鍋の火を止めてお酢を200cc加えます。

オピネルナイフ 黒錆化

先程のタッパーに、ナイフのブレード部分が丁度つかる位に鍋の中身を移してブレードを漬け込みます↓

オピネルナイフ 黒錆化

ここから45分程漬け込みます。漬け込み初めてすぐにブレードから泡が出て来ました。

オピネルナイフ 黒錆化 

2〜3分後、さらにブクブク細かい泡が出てきてなかの水の色がさらに濃くなって来てます。化学反応って感じです。

オピネルナイフ 黒錆化

約15分程経つと泡がこれくらいになり、液体もかなり濃い色になって来ました。

オピネルナイフ 黒錆化

約45分後こんな状態になりました。ナイフを取り出して水洗いして拭き取ってみると↓

オピネルナイフ 黒錆化

見事に「黒錆化」に成功しました。真っ黒でカッコいいです。

 

オピネルナイフの油漬け

オピネルフォールディングナイフの加工でもう一つやっておきたいのが「油漬け」です。

これはナイフの柄の部分が水分を吸ってしまうと、木が膨張して刃の出し入れが固くなるのを防ぐ為に、先に油を染み込ませてしまう加工です。

使用する油は胡桃油、亜麻仁油、えごま油、紫蘇油などの「乾性油」の食用油を用意します。わが家にはたまたまこちらのえごま油があったのでこちらを使ってみる事にしました↓

オピネルナイフ 油漬け

やり方は簡単で、ブレードをしまった状態のオピネルナイフをジップロックやビニール袋に油と一緒に丸一日漬け込みます。

オピネルナイフ 油漬け

こんな感じです。この状態で一日放置した後、取り出したオピネルナイフから余分な油分をティッシュなどで拭き取って、今度はブレードを出した状態で一日乾燥させます。完成したナイフがこちらです↓

オピネルナイフ 油漬け

なかなかいい感じに仕上がりました。次のキャンプで使うのが楽しみです。

 

まとめ

というわけで今回は「オピネルナイフ 黒錆化&オイル漬けのやり方と実際にやってみた感想」をご紹介させていただきました。

ガソリンランタンなどもそうですが、ちょっと手の掛かる道具って愛着がわいて可愛いですね。今回購入したオピネルフォールディングナイフ、大事に育てていきたいと思います。

以上ナガアゴシマでした。

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