近頃「FinTech(フィンテック)」や「キャッシュレス化」などの言葉をよく耳にしますが、そんな中「スマホ決済アプリサービス」のキャッシュバックやポイントバックのキャンペーンが熾烈を極めて来ていますね。
「お買い上げ金額から最大20%ポイントバック」などのお得なキャンペーンも多数あり、ユーザー確保競争の激しさが伺えます。
ちょっと気になったので調べてみると「PayPay」「楽天ペイ」「Kyash」などのスマホ決済サービスを組み合わせる事で、かなりお得にポイント還元を受けれるとの事。
そこで今回は「【増税対策にもおすすめ】スマホ決済アプリを組み合わせてお得にポイント還元する方法」をご紹介してみたいと思います。
目次
今までのわが家の決済方法
わが家の場合は、家の光熱費や各種保険などの出費や日々の支払いをこちらの「ANA VISA ワイドゴールドカード」にまとめて「ANAマイル」を貯めているのみでしたので、モバイル決済アプリは夫婦共に使っていませんでした。
「ANA VISA ワイドゴールドカード」には「iD」と「楽天Edy」が搭載されているので、コンビニやスーパーなどのちょっとした買い物にも便利です。「現金のみ」のお店以外はほぼこちらで支払っています。
今回新たに登録したモバイル決済サービス3選
PayPay
2018年10月にサービスを開始した「PayPay」は、実店舗での支払いに利用可能なモバイル決済サービスで、ソフトバンクとヤフーの共同出資により設立された「PayPay株式会社」が運営しています。
2019年2月現在行われている「最大20%ポイント還元100億円キャンペーン」が話題ですね。
利用料はすべて無料で、通常時は支払った金額の0.5%が後日ポイント還元されます。(月最大5,000ポイント)貯まったポイントは「1ポイント=1円」で「PayPay」での支払いに利用する事が出来ます。
また「PayPay」のユーザー間で無料で送金をする事も可能なので、割り勘などの時にもとても便利ですね。
「PayPay」の残高チャージ、支払方法は以下の3つから選ぶことが出来ます。
・銀行口座からチャージする
「PayPay」アプリに紐付けた銀行口座からチャージして前払いのプリペイド式で支払います。
・Yahoo!マネーで支払う
Yahoo!JAPANIDと連携させることで、Yahoo!マネーの残高から支払う事も出来ます。
・クレジットカードで支払う
国際ブランドのVISAとMastercardが登録可能で、JCBはYahoo!JAPANカードのみ利用する事が出来ます。支払時のPayPay残高の不足分を自動で登録したクレジットカードで支払ってくれます。(Yahoo!JAPANカードのみ事前チャージも可能)
公式HP:PayPay - QRコード・バーコードで支払うスマホアプリ
楽天ペイ
楽天株式会社の「楽天ペイ」は、利用可能な実店舗とオンラインショップで使えるスマホ決済サービスです。
利用料はすべて無料で、ポイント還元率は0.5%→200円で1ポイントの「楽天ポイント」が貯まります。さらに登録するクレジットカードが楽天カードの場合、貯まるポイントが倍の1%→100円で1ポイントにアップします。
こちらの「楽天ペイ」は銀行口座からのチャージ機能は無く、登録したクレジットカードによる後払いのみとなっています。
「楽天ペイ」を使えば、オンラインショッピングで貯まった楽天ポイントや期間限定ポイントを、街中の実店舗の買い物などで使えるので便利ですね。
公式HP:楽天ペイ: 街もネットも簡単お支払い!ポイントも貯まる!
Kyash
ウォレットアプリの「Kyash」はクレジットカードやコンビニ、銀行ATMでチャージして使えるプリペイド式のvisaカードで、審査や本人確認をする事なく簡単に発行する事が出来ます。
発行手数料や年会費なども無料で、常時利用金額の2%をキャッシュバックという高還元率を誇ります。
「Kyash」にはヴァーチャルカードとリアルカードの2種類がありそれぞれ利用限度額や特徴が異なります。
・ヴァーチャルカード
アプリ上に表示されるオンラインショップのみで使えるカードで、利用限度額は24時間あたり3万円、一回の支払いあたり3万円、1か月あたり12万円以下。
・リアルカード
実際にカードが送付され、国内実店舗のvisa加盟店で利用できるカードで利用限度額は24時間あたり5万円、一回の支払いあたり5万円、1か月あたり12万円以下。
「Kyash」の残高チャージ、支払方法は以下の3つから選ぶことが出来ます。
・コンビニチャージ
あらかじめアプリでチャージ申請を行い、コンビニで入金します。
【利用可能なコンビニ】
ローソン、ミニストップ、ファミリーマート、サークルK、サンクス、セイコーマート
・銀行ATM(ぺイジー)チャージ
あらかじめアプリでチャージ申請を行い、銀行ATM(ぺイジー)で入金します。
・クレジットカードチャージ
登録したクレジットカードで任意の金額をチャージする手動チャージと、送金時、決済時の残高の不足分を自動でチャージする自動チャージの2種類から選べます。
公式HP:ウォレットアプリ Kyash - いつものお支払いを2%お得に
「PayPay」「楽天ペイ」「Kyash」を組み合わせてお得にポイントを貯める方法
1.「Kyash」にメインカードを登録してポイントを2重取り
「Kyash」の支払い方法をクレジットカードの自動チャージにし、残高を常に0円の状態で決済する事で、「Kyash」で貯まる2%のキャッシュバックと登録したクレジットカードで貯まるポイントの両方を貯める事が出来ます。
登録方法はこちら↓
↑アプリ内のこちらからクレジットカードの情報入力画面に進みます。
↑こちらに自分のクレジットカードの情報を入力して登録します。
↑登録したカードを自動チャージに利用するカードに選んでこちらに表示されれば設定完了です。
「Kyash 」は国内のvisa加盟店であれば、実店舗でもオンラインショップでも利用する事が出来るので使えるお店はかなり多いです。
決済時に「Kyash」を使う事で、私が普段使っている「ANA VISA ワイドゴールドカード」のANAマイル1.648%のポイント還元に加えて「Kyash」の2%キャッシュバックも貯める事が出来ます。
2.「PayPay」「楽天ペイ」に「Kyash 」を登録してポイントを3重取り
続いて「PayPay」と「楽天ペイ」の支払い方法に「Kyash 」のクレジットカード番号をそれぞれ登録します。
これで「PayPay」での支払いの場合は決済が「PayPay」→「Kaysh」→「自分のクレジットカード」と経由するので、一度の決済で3つのポイントを同時に貯める事が出来ますね。「楽天ペイ」で支払う場合も同じです。
「PayPay」と「楽天ペイ」の通常時の還元率は0.5%なので「Kyash」の2%と合わせて2.5%のポイント還元を受ける事が出来ます。
どちらで支払うかは使えるお店やその時に実施されているポイントアップのキャンペーンに合わせて選べば良いですね。
注意点
「Kyash 」の利用限度額内での支払い方法となります。
2019年2月12日から行われている「PayPay」の「最大20%ポイント還元100億円キャンペーン」は上記の方法の場合、Yahoo!JAPANカード以外のカードだと10%のポイント還元となります。最大の20%を還元するには、銀行口座よりチャージしたPayPay残高か、Yahoo!マネーで決済する必要があります。
まとめ
というわけで今回は「【増税対策にもおすすめ】スマホ決済アプリを組み合わせてお得にポイント還元する方法」をご紹介させて頂きました。
いつもの支払いに2.5%のポイント還元を上乗せする事が出来るので、10月に予定されている増税分を帳消しに出来た様な気分になりました。
これからも各社キャンペーンなどもまたありそうなので、上手にスマホ決済アプリを使って節約したいですね。
以上ナガアゴシマでした。