先日の家族旅行の際に、日光の定番観光スポット「日光東照宮」に行って来ました。徳川家康を祀る神社「日光東照宮」は、「日光の社寺」として世界文化遺産にも登録されている事で有名ですね。
平成25年から行われていた「平成の大改修」を終え、境内の豪華絢爛な建築物もより一層美しくなっているとの事でしたので、今回家族4人で訪れてみる事にしました。
そこで今回は【日光観光 人気の観光名所「日光東照宮」に行ってみた感想とアクセス方法】をご紹介してみたいと思います。
目次
日光東照宮とは?
「日光東照宮」は1617年(元和3年)に、江戸幕府初代将軍、徳川家康公を祀る神社として2代目将軍徳川秀忠公によって建てられました。
その後1634年(寛永11年)から1636年(寛永13年)にかけて、3代目将軍徳川家光公により行われた「寛永の大造替」によって、現在の様な荘厳な社殿へ改築されました。
全国にある「東照宮」の総本社的存在に位置付けられ、1999年(平成11年)には世界遺産にも登録されています。
日光東照宮へのアクセス方法と拝観料
栃木県日光市にあります「日光東照宮」へのアクセス方法はこちら↓
・電車、バスでのアクセスの場合
JR「日光駅」または東武日光線「東武日光駅」よりバスに乗車、バス停「表参道」下車後徒歩約5分でアクセスする事が出来ます。
・車でのアクセスの場合
日光宇都宮道路「日光IC」を降りて約2kmほどでアクセスする事が出来ます。
最寄りの駐車場「東照宮大駐車場」は1日1回料金、普通車600円、バイク400円で駐車する事が可能です。(普通車200台まで)
日光東照宮の拝観料
・日光東照宮単独拝観券
大人・高校生 1,300円、小・中学生 450円
団体料金(35名以上)大人・高校生 1,170円、小・中学生 405円
・宝物館入館料
大人・高校生 1,000円、小・中学生 400円
団体料金(35名以上)大人・高校生 900円、小・中学生 360円
・美術館入館料
大人 800円、高校生 600円、小・中学生 400円
団体料金(30名以上)大人 640円、高校生 480円、小・中学生 320円
・東照宮拝観券+宝物館入館券
大人・高校生 2,100円、小・中学生 770円
団体料金(35名以上)大人・高校生 1,970円、小・中学生 725円
日光東照宮の拝観時間
4月1日~10月31日(AM8:00~PM17:00)
11月1日~3月31日(AM8:00~PM16:00)
実際に日光東照宮に行ってみた感想
この日私達はホテルをチェクアウトした後「華厳の滝」へ行き、その後にこちらの「日光東照宮」を訪れました。
駐車場に車を停めると、日光開山の祖「勝道上人」の像がお出迎えです↓
勝道上人之像
766年(天平神護2年)に日光で最古のお寺と言われる「紫雲立寺(後の四本竜寺」を建てた僧で、日光開山の祖として人々に親しまれています。
石鳥居(一ノ鳥居)
江戸時代に造られた鳥居の中では日本最大級の大きさを誇るこちらの「石鳥居」は、東照宮の入口位置に設置されていて「日本三大石鳥居」の一つに数えられています。
こちらの鳥居は1618年(元和4年)に当時の筑前国福岡藩初代藩主、黒田長政公によって奉納されました。
五重塔
石鳥居をくぐってすぐ左側には日光東照宮の「五重塔」があります。豪華な彫刻と緑の中に突如現れる朱色が目を引きますね。
高さは36m、塔の中心の「心柱」は4層目から吊り下げられていて、柱の底部分は10cm浮いているとの事。この免震機能は「東京スカイツリー」の免震設計にも応用されているそうです。
三猿
表門の先左手にあります「神厩舎」では「見ざる、言わざる、聞かざる」で有名な「三猿」を見る事が出来ます。
「神厩舎」には、猿の一生をモチーフにした彫刻が全部で8種類彫刻されています。
唐銅鳥居(ニノ鳥居)
陽明門の手前にあります「唐銅鳥居」は「日本最古の青銅製の鳥居」で、1636年(寛永13年)に3代目将軍徳川家光によって建造されました。
こちらの「唐銅鳥居」は日光東照宮のパワースポットとしても有名です。
陽明門
日光東照宮の社殿群の中でも一際目立つ豪華な門がこちらの「陽明門」ですね。
2017年(平成29年)3月に「平成の大改修」を終えた「陽明門」は、創建時の豪華絢爛な姿を取り戻しており、正に一見の価値ありです。
唐門
こちらの「唐門」は日光東照宮本殿の正面の門で、屋根の中央が高い唐破風屋根が特徴です。総数611にもなる細かい彫刻が見事ですね。
眠り猫
日光東照宮の奥社に通じる坂下門の手前の東回廊に、「三猿」と並んで有名な彫刻「眠り猫」があります。江戸時代の伝説的彫刻職人・左甚五郎の作品と言われ、魂が宿ったその彫刻達は夜になると動き出すとも言われていたそうです。
日光東照宮・奥社
徳川家康公が眠ると言われる「日光東照宮・奥社」は、元来歴代徳川家将軍のみ立ち入る事を許された神聖な場所です。
現在は一般公開されていますが、とても御利益がありそうなありがたい場所ですね。
銅鳥居
坂下門をくぐり、207段の急な石段をなんとか登り切ると、奥社の入り口「銅鳥居」が見えてきます。
なんとも言えない荘厳な雰囲気です。
拝殿
こちらの「拝殿」では、奥にある宝塔に眠る徳川家康公に歴代将軍が祈りを捧げたと言われています。神秘的な雰囲気に包まれています。
鋳抜門
拝殿の奥の「宝塔」の手前には「鋳抜門」があります。こちらの門は扉部分以外を、鋳型を使った鋳造という技術で造った事からその名前の由来となっています。
奥社宝塔
東照宮奥社の最奥部には、徳川家康公の神柩が納められている「宝塔」があります。創建当時の宝塔は木造であったとされ、その後石造りになった後、1683年(天和3年)に現在の唐銅製に造りかえられました。
何だかただらなぬ雰囲気を感じます。
叶杉
奥社「宝塔」の周りを一周した先にはこちらの「叶杉」があります。こちらの杉の樹齢は約600年、その名の通り願い事をすれば叶うとされています。
こんな神聖な雰囲気の場所で600年も生き続けてきた杉だと思うと、とても御利益ありそうですね。
子供達と奥さんとお祈りをして私達は日光東照宮を後にする事にしました。
まとめ
というわけで今回は【日光観光 人気の観光名所「日光東照宮」に行ってみた感想とアクセス方法】をご紹介させて頂きました。
日光東照宮周辺にはまだまだ魅力的な社寺が沢山あるので、神社や仏閣が好きな方でしたら1日では全然回り切れなさそうですね。
私は今回妊娠中の奥さんと、6歳と3歳の息子達が東照宮・奥社まで付き合ってくれただけでも感謝感謝な日光東照宮参拝でした。
また機会があったら是非訪れてみたいと思います。
以上ナガアゴシマでした。