先日の箱根旅行の際に家族4人で「箱根彫刻の森美術館」に行って来ました。
こちらの「箱根彫刻の森美術館」には、子供が遊べる遊具的な作品などもあって、子供から大人まで楽しめる箱根観光の定番スポットですね。
私も小さな頃両親に連れて行ってもらったり、小学校の移動教室などを含めると5〜6回目になりますが、何度訪れても大満足出来るお気に入りの観光スポットです。
そこで今回は【子連れでお出掛け】「箱根彫刻の森美術館に行ってみた感想とアクセスや割引クーポン」をご紹介してみたいと思います。
「箱根彫刻の森美術館」とは?
神奈川県足柄下郡箱根町にあります「箱根彫刻の森美術館」は1969年にオープンした日本初の野外美術館で、70,000㎡の広さの屋外庭園に近・現代美術を代表する彫刻が約120点展示されています。現在の館長はファッションデザイナーの「森 英恵」さんです。
「箱根彫刻の森美術館」へのアクセス方法は?
車でのアクセスの場合、専用の駐車場を利用するのが便利ですね。駐車場の利用料金は
美術館来館者→ 普通車/5時間500円 5時間以降1H/500円
レストラン・売店のみの利用→ 普通車1H/500円です。
電車やバスでのアクセスの場合は
・電車→箱根登山鉄道「彫刻の森」駅下車、徒歩2分
・バス→箱根登山バス、伊豆箱根バス「二の平入口」下車、徒歩5分
・箱根登山観光施設めぐりバス「彫刻の森美術館」下車でも行く事が出来ます。
「箱根彫刻の森美術館」の営業時間と入館料金や割引クーポン
「箱根彫刻の森美術館」の開館時間は年中無休AM9:00〜PM17:00です。
入館料は大人1,600円、大学生・高校生1,200円、中学生・小学生800円です。毎週土曜日はファミリー優待日となっており、保護者1名につき、小中学生5名まで無料となっております。
さらにこちらのインターネット割引ページを提示すれば大人1,500円、大学生・高校生1,100円、中学生・小学生700円で入館することが出来ます↓
彫刻の森美術館 THE HAKONE OPEN-AIR MUSEUM|割引券
実際に「箱根彫刻の森美術館」に行ってみた感想
という訳で実際に「箱根彫刻の森美術館」に行って来たので、私が気になった作品のご紹介と、子供達のおすすめお遊びスポットをご紹介してみたいと思います。
エントランスをくぐってエスカレーターを降りた先の開放感のあるエリアに沢山の作品が展示されています。
「樹人 L’Homme Vegetal」1971年 強化プラスチック、塗料 岡本 太郎(日本)Taro Okamoto(Japan)
「風韻 Sound of Wind」1988年 土田 隆生(日本)Takao Tsuchida(Japan)
「眩驚ーⅤ Surprise with the Glare」1990年 土田 隆生(日本)Takao Tsuchida(Japan)
箱根の自然と彫刻作品とのコントラストが素晴らしいです。屋内美術館では味わえない醍醐味がありますね。
「嘆きの天使 La Pleureuse」1986年 トラ二石
フランソワ―ザビエ(フランス)Francois-Xavier(France) クロード・ラランヌ(フランス)Claude Lalanne(France)
入り口付近の作品を一通り観たあとは、息子達お目当ての「シャボン玉のお城」と「ネットの森」を目指す事にしました。入り口に近い「シャボン玉の城」から行ってみる事にしました。
出展:箱根 彫刻の森美術館 THE HAKONE OPEN-AIR MUSEUM - 美術館のご案内 - 館内マップ
「シャボン玉のお城 Curved Space - Diamond Structure」ポリカーボネート、ステンレス・スティール
第一作 1979年~1994年 第二作 1994年~2011年 第三作 2011年~ 設計:ピーター・ピアース(アメリカ)Peter Jon Pearce(USA)
こちらの「シャボン玉のお城」は子供達が中に入って作品の中を登る事が出来るので、子供連れのご家庭にはおすすめのスポットです。中の勾配が違うのか小学生以上のエリアと小学生未満のエリアに分かれています。
何だかカッコいいです。息子達は大はしゃぎで中で追っかけっこしておりました。子供達の良い表情の写真が撮れるので、パパママはシャッターチャンスですね。
しかしまあ、うちの息子達飽きずによくこちらの「シャボン玉のお城」で遊ぶもんで、大人達はちょっともう次に行きたい感じもあったのですが、この後予定も入れてないし好きなだけ遊ばせることにしました。
ご満足行くまで体を動かしてもらった後はもう一つのお目当てスポット「ネットの森」を目指します。「ネットの森」に行く途中にも色々な作品が展示してあります。
「マイ スカイ ホール(天への道)My Sky Hole」1984年 コールテン鋼、ステンレス・スティール
井上 武吉(日本)Bukichi Inoue(Japan)
「断絶 Rupture」1969年 井本 敦(日本)Atsushi Imoto(Japan)
私こういうの鑑賞するの好きなので家族ほったらかしで夢中になってしまいました。それにしてもこの日は天気も良く、園内の緑も映えて運が良かったです。
そんなこんなで第二の目的地「ネットの森」に到着です。
「ネットの森 Woods of Net」
建築設計:手塚 貴晴+手塚 由比(日本)Takaharu Tezuka+Yui Tezuka(Japan)
構造設計:今川 憲英(日本)Norihide Imagawa(Japan)
協力:チャールズ・マッカーダム Charles MacAdam インタープレイ・デザイン・アンド・マニファクチュアリング Interplay Design & Manufacturing Inc.
何だか凄い迫力です。中に入ってみるとこんな感じです↓
「おくりもの : 未知のポケット2 Knitted Wonder Spare2」2009年 手染めナイロン組紐;手鉤編
堀内 紀子(日本)Toshiko Horiuchi MacAdam(Japan)
こちらの「ネットの森」も子供達が遊べるスポットとなっております。ネットの上に登って「トランポリン」の様に飛び跳ねたり、ボールにしがみ付いてぶら下がったり、とにかく楽しそうです。
うちは男の子2人なので、普段から有り余ったエネルギーを思う存分発散してもらってこちらを後にしました。
その次に向かったのがこちらの「ピカソ館」です↓
こちら「ピカソ館」にはパブロ・ピカソの作品を約300点余りを所蔵しており、順次公開しているとの事。よくこんなに集めたもんだと感心してしまいます。残念ながら「ピカソ館」は館内撮影禁止ですので、行ってからのお楽しみですね。
「歩く花 La Fleur qui Marche」1952年 ブロンズ、塗料 フェルナン・レジェ(フランス)Fernand Leger (France)
「ピカソ館」を後にした私達は奥にある「足湯」を目指します。
「網目の球体 Sphere-Trames」1962年〜1963年 フランソワ・モルレ(フランス)Francois Morellet(France)
こちらの「網目の球体」も屋外美術館ならではといった感じですね。そんなこんなで「足湯」に到着。
出展:https://www.hakone.or.jp/sp/
こちらの「足湯」は敷地内から湧きでる温泉を利用した、100%源泉掛け流しの天然温泉との事。美術館鑑賞の間に温泉まで楽しめちゃうなんて嬉しいですね。ここまで結構歩いたので、こちらの「足湯」でしばしのんびりです。
足湯エリアから大きな「塔」が見えるので行ってみる事にしました。
「幸せをよぶ《シンフォニー彫刻》Shymphonic Sculpture」
考案 : 鹿内 信隆
スカルプチャード・グラス制作 : ガブリエル・ロワール
レリーフ彫刻 : 伊藤 淳
「塔」の中に入ると壁一面にステンドグラスが散りばめられていてとても綺麗です。螺旋階段を登って「塔」の上に登る事が出来る様になっています。
これが結構スリリングな感じで、高い所が苦手な方はちょっと怖いかもです。
息子達も上まで登って来ましたが怖がってすぐに降りました 笑。
「箱根彫刻の森美術館」もかなり満喫出来たので、そろそろ私達は出口を目指す事にしました。
「伸びていくフーガ Fugue Fusante」1982年〜1983年 カラーラ産白大理石
アントワーヌ・ポンセ(フランス)Antoine Poncet(France)
出口に向かう途中にも素晴らしい作品が沢山並んでいます。
「交叉する空間構造 Intersecting Space Construction」1978年
後藤 良二(日本)Ryoji goto(Japan)
小さい頃、テレビで観た「あすの天気」を思い出しながら「箱根彫刻の森美術館」を後にする事にしました。
「神の手 The Hand of God」1954年 カール・ミレス(スウェーデン - アメリカ)Carl milles(Swedish - American)
まとめ
今回は【子連れでお出掛け】「箱根彫刻の森美術館に行ってみた感想とアクセスや割引クーポン」をご紹介させて頂きました。
今回は天気もとても良かったので、箱根の自然の中で色々な作品を鑑賞出来て大満足でした。子供達も「また行きた〜い!」と言っていたので、箱根観光の際にはまた立ち寄りたいと思います。
以上ナガアゴシマでした。